総理大臣になる前の石破さんの話です。
2023年に、Youtubeの対談動画「リハック」で、北朝鮮の工作員について語っていました。
工作員っていっぱいいますよ、今でも。
そりゃね、「私工作員ですけど」って名乗る人はいないけどさ。
それはいますよ。かなりシニアになってるとは思うけどね。
軍事的にすごい訓練を受けたその一人の工作員が、
兵隊さん10人分20人分の能力持ってますよみたいな工作員を送り込んでいる国は、
たぶん北朝鮮ぐらいだと思いますけどね。
あの拉致問題って、ずっとまだ今でも未解決で残ってるじゃないですか。
拉致被害者が出たところって、全部地図に落としてみると、ほとんど日本海側の
原発があるか陸海空自衛隊の駐屯地や基地があるか、航空自衛隊のレーダーサイトがあるかって、
そういうとこから拉致されてるわけでしょ。
我々日本海側って、いっぱい拉致されとるわけですよ。
それは、日本で一番その人口の少ない私の鳥取県でも、方言って7つあるわけですよね。
で、その他の人が聞いてもわかんないけど、我々鳥取県人が聞けば、
「あなた米子の人ですね」とか「あなた境港の人ですね」とか「あなた鳥取市の人ですねと」とか、
すぐわかるわけで、その工作員が送り込まれて、NHKの日本語講座みたいな綺麗な日本語を喋られたら、
すぐ怪しい奴ってわかるわけですよね。
で、その土地の本当のネイティブの言葉を喋らせるためには「生きた教材」っていう言い方がいいかどうか別として、
そのために拉致する必要があったわけでしょ。
本当にもう、そこの土地の人そっくりの人を作り上げるためには、
そういうの(拉致)が必要だったんだろうと思っています。
だから、そのもう拉致を認めて、拉致をしなくなってから、もう何十年にもなるわけで、
もう相当にシニアにはなっているんだろうけれども、
それで送り込まれた人って、今でも日本にいると思いますよ。
だからそのね、工作員を使って破壊活動だって北朝鮮の得意技の一つであってね、
ミサイルばかりに気を取られない方がいいですよ。