石破さんが語る北朝鮮工作員の実態とは?:リハック【2023/03/25】

総理大臣になる前の石破さんの話です。

2023年に、Youtubeの対談動画「リハック」で、北朝鮮の工作員について語っていました。


工作員っていっぱいいますよ、今でも。

そりゃね、「私工作員ですけど」って名乗る人はいないけどさ。

それはいますよ。かなりシニアになってるとは思うけどね。

軍事的にすごい訓練を受けたその一人の工作員が、

兵隊さん10人分20人分の能力持ってますよみたいな工作員を送り込んでいる国は、

たぶん北朝鮮ぐらいだと思いますけどね。

あの拉致問題って、ずっとまだ今でも未解決で残ってるじゃないですか。

拉致被害者が出たところって、全部地図に落としてみると、ほとんど日本海側の

原発があるか陸海空自衛隊の駐屯地や基地があるか、航空自衛隊のレーダーサイトがあるかって、

そういうとこから拉致されてるわけでしょ。

我々日本海側って、いっぱい拉致されとるわけですよ。

それは、日本で一番その人口の少ない私の鳥取県でも、方言って7つあるわけですよね。

で、その他の人が聞いてもわかんないけど、我々鳥取県人が聞けば、

「あなた米子の人ですね」とか「あなた境港の人ですね」とか「あなた鳥取市の人ですねと」とか、

すぐわかるわけで、その工作員が送り込まれて、NHKの日本語講座みたいな綺麗な日本語を喋られたら、

すぐ怪しい奴ってわかるわけですよね。

で、その土地の本当のネイティブの言葉を喋らせるためには「生きた教材」っていう言い方がいいかどうか別として、

そのために拉致する必要があったわけでしょ。

本当にもう、そこの土地の人そっくりの人を作り上げるためには、

そういうの(拉致)が必要だったんだろうと思っています。

だから、そのもう拉致を認めて、拉致をしなくなってから、もう何十年にもなるわけで、

もう相当にシニアにはなっているんだろうけれども、

それで送り込まれた人って、今でも日本にいると思いますよ。

だからそのね、工作員を使って破壊活動だって北朝鮮の得意技の一つであってね、

ミサイルばかりに気を取られない方がいいですよ。