2枚の板で橋をかける:2355【2025/05/02】

こちらに、模型がある。


真ん中にある小島に人が1人、取り残されている。

この人を助けるため、ここにある同じ長さの板2枚を使って、橋を架けたい。


試しに、1枚を溝に置こうとすると、

板は、溝の幅より少しだけ短いので、そのまま下に落ちた。

溝は、縦も横も同じ幅で、板1枚では橋を作ることはできない。

次に、板を真っ直ぐ2枚重ねてみると、橋は出来たが、

人形が渡ろうとして上に乗ると、橋は崩れた。

溝より少しだけ短い板2枚で、どうすれば、橋が架けられるか?

【さぁ、みんなで考えよう!】

考え中

まず、一枚を手前の土地の角に斜めに置き、

置いた板の真ん中から、離れ小島の端に向かって、もう一枚を置くと、橋が架かった。

この橋の上に、人形を置いても橋は崩れなかった。

角を上手に使うことがポイントだった。

ちなみに、どれくらいの長さの板があれば、この橋を作れるかは、
計算で求めることができる。

溝の幅を1とすると、正方形の対角線の長さはルート2になる。

板をT字に置いた時、黄色い三角形の部分は、直角二等辺三角形になっているため、

青色の部分は、同じ長さになる。

結果、板の長さは、ルート2の3分の2となる。

つまり、溝の幅の約95%以上の長さがあれば、この橋が作れる。