「幸」の起源は幸せではない?:せっかち勉強【2024/10/23】

全校集会の校長先生の話には、ネタ本がある。

校長講話集というネタ本があり、

入学式や運動会の挨拶など、1冊に数十個のエピソードが書かれている。

例えば、「幸せについて」という話。

「幸」という漢字は、「幸」と読めることを紹介。

そして、校長はこう言う。

『どちらの立場から見ても変わらない幸せこそが、「みんなが求める幸せ」です。』

しかし、「幸」という漢字の成り立ちを見てみると、

幸せからは程遠い。

「幸」の漢字は、罪人を拘束する手枷を意味している。

なぜ、これが幸せなのか?

昔の刑罰といえば、火あぶりや生き埋めなど、残虐なものも多い。

なのに、手枷だけで済んだことで、幸せ!ラッキー!と思える。