全校集会の校長先生の話には、ネタ本がある。
校長講話集というネタ本があり、
入学式や運動会の挨拶など、1冊に数十個のエピソードが書かれている。
例えば、「幸せについて」という話。
「幸」という漢字は、「幸」と読めることを紹介。
そして、校長はこう言う。
『どちらの立場から見ても変わらない幸せこそが、「みんなが求める幸せ」です。』
しかし、「幸」という漢字の成り立ちを見てみると、
幸せからは程遠い。
「幸」の漢字は、罪人を拘束する手枷を意味している。
なぜ、これが幸せなのか?
昔の刑罰といえば、火あぶりや生き埋めなど、残虐なものも多い。
なのに、手枷だけで済んだことで、幸せ!ラッキー!と思える。