二度と外れないネジと緩まないネジ:林先生が驚く初耳学【2016/06/19】

私たちの生活に欠かかすことのできないネジ、その種類はなんと30万種類以上!

そのネジが今驚くべき進化を遂げている!

二度と外れないネジ

このネジはどこで使うものかわかりますか?

普通のネジは時計回りで締まり、逆の反時計回りで緩みます。

しかしこのネジは、特殊な工具で締める時にだけ力が加わり回転するようになっています。

逆方向にまわしても、ひっかかる場所がなく、工具が空回りしてしまうのです。

つまり、1度締めたら最後、2度と外せないネジなのです。

このネジが使われている場所は、なんと「刑務所」。

緩まないネジ

犯罪捜査に役立てる、自動車ナンバー自動読取装置、通称「Nシステム」。

ここにも専用のネジが使われています。

その下を1日に通過する車は約160万台以上。
もし、Nシステムのネジが振動で緩んで道路に落ちたら大変です。

しかし、Nシステムのネジは絶対に緩まないというのです。

そのネジがこちら。

試しに、普通のネジと、絶対に緩まないネジに、特殊な装置で1分間に約3万回の振動を加えると、

20分後、普通のネジが弾け飛んだ!しかし、Nシステムのネジは全く緩まない。

このネジは、他にも、富士急ハイランドのジェットコースターにも使用されています。

ネジが緩まない仕組み

ネジの緩みは、ネジと土台の隙間が振動や力によって広がってしまうことが原因です。

Nシステムのネジは、「ロックン・ボルト」。

外側と内側の2つのネジに分かれています。

内側のネジを回すと、下からはコマと呼ばれる部品がせり上がります。

すると、コマが本体を外側に向けて広げ、緩みの原因である土台と本体の隙間がなくなり、絶対に緩まないのです。