昔、「燃えろプロ野球」というゲームがあったのを覚えていますか?
- 出版社/メーカー: ジャレコ
- 発売日: 1987/06/26
- メディア: Video Game
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このゲームを語る時に必ず言われるのが、外国人選手のパワーの設定がすごすぎて、ホーナーとかクロマティはバントしてもホームランになってしまうということ。



今回持ってきたのがこちらです。
時速300kmのピッチングマシンならバントでホームランできる説
↓こちらが時速300kmを超える球を発射するピッチングマシン。

(↓あまりの球の勢いに、的が旗包みのようになっています。)


ホームランはアッパースイングのイメージがあるが、芯のちょい上に当たれば、水平に当ててもホームランになるはず!
空想科学研究所の柳田先生によると、バットをしっかり固定してさえいれば、計算上は122m飛ぶ事になるという。
打球速度(126km) = 投球速度(300) ☓ 反発係数(0.42)
この126kmの打球速度で、放物線を描けば、122mの飛距離のホームランとなる計算。
検証当日
金属の土台でバットを固定します。


木製バット
まずは、木製のバットを設置。

第一球目、内角に入りすぎ右腕を粉砕。

コースを調整しコースを続行。
次は、バットに当たった球がバックネット裏へいってしまう。

その次はバットが耐えられず真っ二つに折れてしまう。折れているというよりは、ちぎれているような感じ。

結果は、一塁線へ見事なバントを決めた。

金属バット
次は、金属バットを使用することになり、ボールを芯でとらえたが、ボールの威力で金属バットがゴムのようにしなり、ボールの力を吸収してしまった。

結果は、セカンドフライ。

テニスボール
次は、テニスボールを使うことになる。
テニスボールの方が野球ボールより反発係数が大きくよく弾くという。(話が変わってきた!?)

さらにピッチングポジションをバッターに対して距離を縮める。

これで、計算上は硬球の3倍は飛距離が出るはずだという。

真芯でとらえたが、セカンドフライだった。

検証結果
バントホームランは、ゲームの中だけの話。
ということでした。






