「スイカは縞を横に切ったあと、タネに沿って切り分ければ格段にタネが取りやすくなる」という話です。
スイカを切る手順
1.スイカが安定するように、上下を1cm切り落とす。
2.縞模様に対し、垂直にふたつに切る。
3.断面の中心からタネに向かって切る。12等分が目安。
スイカの縞模様に対して、縦ではなく横に切るのが大切なポイントです。
近い場所にタネがいくつかある場合は、真ん中当たりを切ります。
そうすると、切った表面にタネが見え、タネが取りやすくなります。
食べてみると、中の方には、ほとんどタネがありません。
これはなぜなのか?
タネが取りやすくなる理由
スイカのタネというのは一見バラバラに入っているように見えますが、実はある程度規則正しく並んでいる。
スイカの中には、栄養を届ける維管束(いかんそく)という組織がある。
そして、維管束の先に、タネがV字型に並んでいる。
スイカを横に切ることで、維管束が見える。縦に切ると見えない。
横に切ることで、タネが表面に集まり簡単に取ることができる。