スイカの白い種と黒い種の差は、種が受精したかどうか:この差って何ですか?【2016/08/07】

スイカの種をよく見ると、白い種と黒い種がの2種類あります。

これはなぜなのか?

街角インタビュー

番組の調査で50人中、白い種は、いずれ黒くなると答えた人が42人もいました。

しかし、食べる時にスイカに入っている白い種は黒くならないそうです。

最初は全部白い種

ある教授の話によると、
スイカの種は元々全部白い。
黒くなる種と白いままでいる種とあるそうです。

時間が経っても白い種は本当にあるのか?

同じ畑から、一週間毎にスイカを摘んで、そのスイカから種を取り出し、数を数えた結果、黒い種の割合は増えていないという結果になった。

なぜ白い種と黒い種があるのか?

ある教授の話によると、

受精して発達してきた → 黒い種
受精しなくて発達しなかった → 白い種

スイカは種を撒いてから、約3〜4か月で花が咲く。

そして、雄花の花粉が雌花に付着し、雌花の花の下にあるふっくらした部分が、スイカの実となります。

雌花で受粉した花粉は、管を伸ばし、実の中にある種に受精します。

その時、全ての種に受精するわけではないので、白い種と黒い種に分かれるのです。

受精した種は、黒く分厚い種となり、

受精しなかった種は、白く薄い種となるのです。

種の中を見てみると、黒い種には胚があり、白い種には胚がありません。

つまり黒い種を植えないと、スイカにはならないということです。