スイカの種をよく見ると、白い種と黒い種がの2種類あります。
これはなぜなのか?
街角インタビュー
番組の調査で50人中、白い種は、いずれ黒くなると答えた人が42人もいました。
しかし、食べる時にスイカに入っている白い種は黒くならないそうです。
最初は全部白い種
ある教授の話によると、
スイカの種は元々全部白い。
黒くなる種と白いままでいる種とあるそうです。
時間が経っても白い種は本当にあるのか?
同じ畑から、一週間毎にスイカを摘んで、そのスイカから種を取り出し、数を数えた結果、黒い種の割合は増えていないという結果になった。
なぜ白い種と黒い種があるのか?
ある教授の話によると、
受精して発達してきた → 黒い種
受精しなくて発達しなかった → 白い種
スイカは種を撒いてから、約3〜4か月で花が咲く。
そして、雄花の花粉が雌花に付着し、雌花の花の下にあるふっくらした部分が、スイカの実となります。
雌花で受粉した花粉は、管を伸ばし、実の中にある種に受精します。
その時、全ての種に受精するわけではないので、白い種と黒い種に分かれるのです。
受精した種は、黒く分厚い種となり、
受精しなかった種は、白く薄い種となるのです。
種の中を見てみると、黒い種には胚があり、白い種には胚がありません。
つまり黒い種を植えないと、スイカにはならないということです。