北海道の阿寒湖で有名なものといえば、マリモ。
↓「糸状の藻」のことを「マリモ」といいます。
↓世界で唯一のマリモの研究施設「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」。
↓そこにある水槽に入っている2種類のマリモ。
一見すると、全部同じに見えますが、
大きなマリモは天然のマリモ、小さい方は人工のマリモなのです。
そして、一般的に、お土産屋さんで売られているのは、人工的なマリモなのです。
いったいどうやって、人工マリモを作っているのか?
↓海外から輸入したこの緑色の藻を
↓丸めて作る。ただそれだけ。
海外で育てた藻や養殖した藻を職人さんが手で丸めたモノだった。
阿寒湖のマリモは19世紀の終わりに、初めて見つかって、1921年(大正10年)に天然記念物に指定された。
その結果、採取することは違法行為になってしまうのです。
ではなぜ、天然のマリモは丸いのか?
湖の底を見てみると、びっしりと丸いマリモがあります。
大きい物で直径30cm以上のものもある。この大きさは世界でも阿寒湖だけといいます。
回転しながら光合成することで丸くなると考えられています。
沖合いから吹き込んだ風が波を発生させることによって、その下の水中で円運動が発生する。
この円運動によって、マリモも回転して成長するして球状になる。