山形県の赤川花火大会で事故があったそうです。
鶴岡市で20日夜に開かれた赤川花火大会で、花火の殻や燃えかすが観客席などに落ち、約10人がけがをして会場で手当てを受けたことを、主催した実行委員会(事務局・鶴岡青年会議所)が明らかにした。やけどのほか、落ちてきた殻が当たって頭の骨を折るけがをした人もいたという。
↓事故が起こった観客席は、打ち上げ場所から300mほど離れた場所。
打ち上げられた2尺玉(直径60cm)くらいになってくると、花火の玉の形状が硬質なものになってきて、より事故の可能性が高くなるそうです。
火薬を覆う殻が丈夫になり燃えきらなくなったということらしいです。
例とえば、隅田川の花火大会で使用されている花火の玉は、「5号(直径15cm)」で、今回事故が起きた時の玉は、2尺玉(直径60cm)なので、4倍の大きさに相当します。打ち上がった時の花火の直径でいくと、500mにも広がる大きさです。
この花火大会では、花火の玉の大きさの規制はなかったということです。
↓このような破片が上空500mくらいから落下してきます。
↓さらに、最大で1.5km先でも破片が見つかったそうです。
赤川花火大会では、フィナーレ前に、念のためアナウンスがあったそうです。
破片が落ちる場合があるので、小さいお子さんがいる方は危険ですから帰りましょう
(観客は花火のフィナーレをメインで見に来ているわけですし、お子さんだけでなく、大人も危険だと思いますが・・・)
基準では、風速10m以上で中止するが、当日は最大でも風速5mだった。
途中3度ほど、打ち上げを中断したが、フィナーレ前は風が弱まったため、続行できると判断したということです。