【大阪アメリカ村】コピーではなく「パロディー商品」もダメ!商標法違反で一斉摘発される:VOICE【2016/10/26】

有名ブランドのロゴに似せたデザインを使ったいわゆる「パロディーTシャツ」。

町中でよく見かけますけども、大阪府警は、今日(2016年10月26日)商標法違反の疑いがあるとして、大阪ミナミの販売店を一斉捜査、店長ら13人らを逮捕しました。

店頭に並ぶ商品を根こそぎ回収していく捜査員。

マネキンが着ているパーカーには、様々なブランドのロゴがごちゃ混ぜに描かれています。

今日家宅捜索を受けたのは、ミナミでパロディTシャツなどを販売していた6店舗。

ニセのブランド品を販売目的で所持していた「商標法違反」の疑いで、ナイジェリア国籍の容疑者ら13人が逮捕されました。

↓これは押収された商品の一部。

有名スポーツブランドのナイキのロゴが、中指を立てたデザインの「NAMAIKI」に変えられています。

本物そっくりの「コピー商品」だけでなく、ユーモアを交えて改変した「パロディー商品」が摘発されるのは、珍しいのですが、これも法律違反だといいます。

大阪府警は、正規のブランド品を扱うメーカーから「偽物が出回っている」と通報を受けたことから、捜査を開始、今回の家宅捜索でTシャツやパーカーなど、数百点以上を押収していて、販売実態を調べる方針です。