メタセコイア並木の道路の真ん中で写真を撮る危険な観光客たち:VOICE【2016/12/05】

田園地帯の中をどこまでも続く並木道。レンガ色の紅葉が太陽の光に照り映えます。

滋賀県高島市マキノ町にある「メタセコイア並木」長さ2.4kmにわたって、500本の木が並びます。

季節によって彩りを変え、

春にはスカイグリーンの並木道が登場

冬の晴れた日には雪化粧と青空のコントラストが絶景を生み出します。

この並木道の知名度が高まったキッカケの一つが、かつて一世を風靡した韓流ドラマ「冬のソナタ」。

主人公が歩く並木道に似ていることから話題になりました。

冬の始まる今は葉もすっかり色づいてベストシーズン、そんな中ある問題が起きているのです。

車が通るやいなや、車道の真ん中に出て、並木道にカメラを向けて写真を撮る人々で溢れているのです。

あぐらをかいたり、座り込んだり、自撮り棒を使って写真を撮る人まで。

さらには道路の真ん中に三脚を立てて撮っている人もいます。

車が近づいてもなかなか道路から出ようとしない人も。

(ちなみにこの道路は歩行者天国ではありません)

この道は生活道路のため、通行規制はできないとのことです。

写真を撮っている人に、危険ではないかと聞くと

だいぶ前後に気を使って撮ってます。個人的にはしっかり注意していれば問題ないかなと思います。

と言う人も。

並木道には道路に出るだけでなく、他にも困ったことがあります。

それは路上駐車。

↓こちらの方は、街路樹をを背に後ろから愛車を撮影しました。

後ろから来る車にとっては迷惑な行為です。

↓こちらの方は、後ろから車が避けているのにもかかわらず、気にする素振りもなく写真を撮っています。

一方で、地元が迷惑ばかりしているわけではありません、観光客が増えて地元の名産品が売れるようになっていました。

並木道の名前にかけて「セコイヤチョコレート」も売れているそうです。