古舘伊知郎さんが↓こちらの本を紹介していました。

- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/04/15
- メディア: 新書
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↓この本の最初にはこうかかれているそうです。
最初に断っておくが、これは不愉快な本だ。
だから気分良く1日を終わりたい人は読むのを止めたほうが良い。
だったらなぜこんな本を書いたのか?
それは世の中に必要だからです。
世界は本来残酷で理不尽なものだ。
この本の後ろの方に出てくる話に、「なぜ女性はエクスタシーで叫ぶのか?」というのがある。
これを問うていった時に、導き出されるのは、「人間の本性とは何か?」というのを知っておくべきじゃないかっていう話です。
↓霊長類のつがいの作り方
テナガザル | 一夫一妻 |
---|---|
ゴリラ | 一夫多妻 |
チンパンジー | 乱婚 |
ボノボ | 乱婚 |
テナガザルの一夫一妻制は、人間に似てますね。
ゴリラは一夫多妻制で、ハーレムを作ります。ボスのオスが徹底的に多くの女性をはべらしてしまう状態。
人間というのはお金を持っている権力者だったらそういう形態になっている人もいるから、一夫多妻っぽい人間というのは一夫一妻という制度を持ってるテナガザルに近いとされていた。
人間に一番近いとされているチンパンジーとボノボは、一夫多妻というよりは、正確にいうと「乱婚」なのだそうです。
乱婚というのは、集団内の雄と雌がともに複数の相手を性的関係を持つ配偶システム。
それでは、人間は本当はどこに属しているのか?
古舘「人間は乱婚です!」
男の快感は断続的には来ませんね?女性みたいに。
・女性=何度もエクスタシーを感じる
・男性=放出の瞬間だけ
どうしてこんなに違ったのかというと、
例えば、石器時代にサバンナのわきっちょの方で、男と女が睦み合っている。
そこで女性が声を出したとする。何で声を出すんですか?リスクいっぱいあるんですよ。
天敵の肉食獣がやってきて、声に惹き付けられて、襲ってきて食べられちゃうかもしれない。男も女も。
それなのに女性は声を出した!男は声を出さない!怖いから。
だから肉食獣が来る前にあっという間に果てて、「ありがとうございました」という状態になる。
ところが女性はなぜ断続的に繰り返したかといったら、次の男性でもっと優秀な遺伝子を欲しいと思ったからかもしれない。
その場合には、リスクをしょってもいいから、肉食獣が来てもいいから、声を出すことによって他の男性を惹き付けたっていうんです。
だから女性だけが、エクスタシーで叫び声をあげるのではないかという説がこの本に盛られております。

- 作者: 橘玲
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- 発売日: 2016/04/15
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