子ども向けの哲学番組が放送されていました。
うっわー!すっげー!こんなにでっかい鼻クソ取れたー!

うれしいなー!誰かに見せたいなー!これは捨てられないなー!
そうだ!きれいな箱に入れて、宝物にしよう!
いや、まてまて、ちょっと待て!僕!鼻クソを宝物にするの?
僕そんなに鼻クソが好きだったっけ?
ううん、鼻クソなんて好きじゃない、っていうか嫌いだ!やっぱりゴミ箱に捨てよ!
でも、考えてみると不思議だなー、僕は今確かに鼻クソを宝物にしたいと思ったぞ、なんでだろう?
よし、考えてみよう!
いつもは鼻クソを宝物にしたいなんて思わない。
じゃあなんで?そうか!今日のはいつものよりずーっと大きかったからだ!
もし小さかったら、すぐにポイしたはずだ。
でも、大きいと簡単には捨てられない!だってうれしいも〜ん!
あれ?ということは、大きいとなんでもうれしいのかな?
↓洋服が大きかったら、ぶかぶかだ!

↓ママが大きかったら、なんかこわい!

↓注射が大きかったら、やめてー!

大きかったらなんでもうれしいわけじゃないだ。
でも、大きい鼻クソはうれしい。
じゃあ、パパの鼻クソは大きそうだから、宝物がいっぱい?

いやいや、パパの鼻クソは全然欲しくないよ。
パパの鼻クソが大きくても珍しくもないし、うれしくもない、だってパパの場合大きいのが当たり前だもん!
まてよ、僕の鼻クソがいつもは小さいのに、今日だけ大きかったからうれしいんだ。

そうか、人間は「いつもと違うとうれしくなる」んだな。
いつも僕の算数のテストは20点くらいでママに怒られる。

でも、いつもいつも0点で、たま〜に20点だったら、「いつもと違うわ〜」ってママはうれしくなるはずだ!


よ〜し!今日からテストは0点ばっかり取るぞ〜!






