昔のCMで、「♪ピッカピカの一年生」というフレーズを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
このCMが放送されていたのは70年代から80年代。(そんなに前だった?)
昭和を代表するCMにも選ばれたりしています。
この本の中に挟んである付録欲しさに買ってもらっていました。
いつごろからあるのかというと、なんとそれは95年前!大正時代に創刊されました。(そんなに前からあったの?!)
「学習幼稚園」から「小学六年生」まで、すべての学年をカバー。
しかし、時代の流れは少子化に・・・。
2009年度末をもって「小学六年生」「小学五年生」が休刊。
2011年度末をもって「小学四年生」「小学三年生」が休刊。
2015年には、12歳以下の人口は約1400万人。
1988年の約70%にまで減少しています。
そしてついに今月(2017年2月)に発売された「小学二年生」も店頭に並んでいる分をもって休刊。
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- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/12/26
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残されたのは小学一年生のみ・・・。
このまま学習のともし火が消えてしまうのでしょうか。
と思いきや、新たに「小学8年生」が創刊されました。
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- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: 雑誌
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小学8年生?!、留年?中学2年生のこと?いったいどういうことでしょうか?
小学二年生も担当していた小学8年生の編集長によると、
編集長「休刊になるというのが決まったときに、『学年の枠を取っ払ってみようか』という話が出まして、最初は『小学』の間に無限大『∞』という案が出たんですね。まぁ関ジャニ∞もあるから、∞(エイト)かなぁ、なんていう話になり、じゃあ8(エイト)ならデジタルの数字にしたら1から6まで全部数字変わるから、じゃあ8年生にしちゃえということで8年生になったんですね」
確かに8年生の「8」はデジタル表示にすれば、どの数字にも変化します。
ただし6年生と1年生では、文章の理解力も異なるため、なるべく易しい言葉を使い、漢字には全てルビをうっています。
編集長「例えば4年生の時に漢字を新しく習うぞっていうときに、今までルビ付きで読んでいた漢字がポッと出てくると、2,3回書いただけでカンタンに書けてしまう。」
本の中身は、卓球のみうみまコンビのインタビューや、さかなくんの魚から生活のヒントを得る「魚ギョっと人生」、トランプ大統領がアメリカン・コミック調で出てくるマンガなど。
編集長「(例えばトランプ氏の半生を知って)いろんなニュースを見る目とかにも変化が出てくるんじゃないかなっと思って。たぶん世界で初じゃないですかね?トランプ大統領の半生をマンガにして・・・」
小学8年生は、月刊というわけではなく、次回の2号は4月28日発行で、今は3号までしか決定しておらず、それ以降の発刊は販売成績次第で決まるということです。
ちなみに、1号の付録には「チョーク粘土」が入っています。
自由な形のチョークが作れます。
表紙の方に黒板もついており、書いては消せるようになっています。