スマホの遠隔監視アプリ「見守りアプリ」を使って、で女子大生を盗撮したという話です。
先週(2017年6月)の8日、不正指令電磁的記録供用とストーカー規制法違反の容疑で、ある男(42)が逮捕されました。
男の勤務先の飲食店に、女子大生(20)がアルバイトで入店し、一方的に好意を寄せた男は、事件発覚1か月前にストーカー行為にでました。
その行動はエスカレートし、男は女子大生の勤務中に職場の更衣室に忍び込み、コートのポケットから自宅の鍵を盗みました。
そして女性宅に複数回にわたって不法侵入し、クローゼットで古いスマホを見つけると、「見守りアプリ」を使えるように設定。
先月(2017/05/02)ごろ、再び女子大生宅に忍び込み、再び古いスマホを部屋に設置。
覗き見を始めたといいます。卑劣なことに電池切れにならないように細工もしていました。
本来は、子どもや高齢者を事故などから守る見守りアプリが、今回悪用されてしまいました。
女子大生が異変に気付き警察に通報したのは、盗撮用のスマホが仕掛けられてから4日後、普段使われていない古いスマホが充電されていることに気づいたのがキッカケとなりました。
そして、決め手となったのは、スマホ内に残っていたある画像。
そこには、男が試し撮りをする姿が記録されていたということです。