視力検査でよく見かける「C」のマーク。
これは「C(シー)」のマークではなく、「ランドルト環」と呼ばれるものです。
約120年前にフランスの眼科医「エドマンド・ランドルト」さんが考案したマークです。
しかも、国際的に決められた細かい決まりがあります。
以下の部分の比率は「赤(5):青(1):緑(1)」となり、背景は「白」、マークは「黒」と決められています。
さらに、5m離れたところから見える↓この部分が「視力1.0」となり、国際基準で測れるのは「2.0」までです。
このランドルト環は世界中で使われているのでしょうか?
調べてみると、なんと中国では、「E」というマークの「Eチャート」が使われていました。
これは「E」というマークが中国の漢字に似ていて「C」よりも受け入れやすかったからということでした。
Eのマークも「赤(5):青(1):緑(1)」の比率は同じということでした。