中国の視力検査のマークは「C」ではく「E」だという話:ビビット【2017/06/22】

視力検査でよく見かける「」のマーク。

これは「C(シー)」のマークではなく、「ランドルト環」と呼ばれるものです。

約120年前にフランスの眼科医「エドマンド・ランドルト」さんが考案したマークです。

しかも、国際的に決められた細かい決まりがあります。

以下の部分の比率は「赤(5):青(1):緑(1)」となり、背景は「」、マークは「」と決められています。

さらに、5m離れたところから見える↓この部分が「視力1.0」となり、国際基準で測れるのは「2.0」までです。

このランドルト環は世界中で使われているのでしょうか?

調べてみると、なんと中国では、「」というマークの「Eチャート」が使われていました。

これは「E」というマークが中国の漢字に似ていて「C」よりも受け入れやすかったからということでした。

Eのマークも「赤(5):青(1):緑(1)」の比率は同じということでした。