建設に役立つ画期的なシステムが開発されたそうです。
図面データを変換し、ゴーグルに投影するシステム「GyroEye Holo」。
設計図面は、紙に書かれた平面図や立面図というのが通常ですが、これが立体的に見えるというのです。
これまでもVRなどの技術を使って建物を見ることはできましたが、このゴーグルを通して見ているのは現実世界です。
そこに、取り込んだ図面を見ながら作業できるというのが最大の特徴。
図面にただ資材を重ねていけばいいだけなので、作業効率の向上も期待できます。
人で不足に悩む建設業界を救う鍵となるかもしれません。
開発した「インフォマティクス」によると、
図面データをせっかくデジタルで作っているのに、そこに紙が出てきて・・・。そういうもったいない作業をデジタルで一貫することでミスも減り工数も大幅にカットできる。
とのこと。
今までは、平面の図面を見て熟練の大工さんが頭の中で3Dの図面をイメージしていたが、その技がこのゴーグルでわかってしまうということです。