朝、早起きして行う「ラジオ体操」。
夏休みに毎朝参加し、ハンコを押してもらい、皆勤賞の粗品をもらうためにがんばったりしたものでした。
このラジオ体操、実は健康のためだけではない?!という話です。
ラジオ体操が始まった理由は意外なものでした。
それは「保険料を集めるため」。
いったいどういうことなのか?
日本政府が作った生命保険にあたる、郵便局の「簡易保険」がラジオ体操を始めたのです。
正式名称は「国民健康体操」。
1928年(昭和3年)に、
国民の体力向上、健康増進のために始まりました。
もちろんテレビのない時代だったので、そのため「ラジオ体操」ということ。
国民が健康になるということは、生命保険に入っても長生きすれば、日本政府として保険金の支払いが少なくて済むということ。
健康になって寿命がのびれば、保健事業が発展するという狙いもあった。
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