タクシーの相乗り料金の分担は?:オイコノミア【2017/12/06】

タクシーの相乗りをした時に、料金の分担はどうしたらよいでしょうか?

仮にお台場から、Aさん、Bさん、Cさんの3人が、相乗りしたとします。

↓行き先は以下の通り。

【お台場】→【汐留】→【六本木】→【赤坂】

1つ目の【汐留】で、Aさんが降りた時の料金メーターは、3,000円。
2つ目の【六本木】で、Bさんが降りた時の料金メーターは、6,000円。
3つ目の【赤坂】で、Cさんが降りた時の料金メーターは、9,000円。

この時の料金の分担は?

3人とも3,000円!・・・ではありません。

ここで、シャプレー値というものが出てきます。

シャプレー値とは?
協力した人々で利益や損失を構成に分配・負担する方法。

タクシーの相乗りでいうと、協力して安くできた運賃を公正に分担する方法

その計算でいくと、以下のようになります。

  お台場
→汐留
汐留
→六本木
六本木
→赤坂
合計
Aさん 1,000円     1,000円
Bさん 1,000円 1,500円   2,500円
Cさん 1,000円 1,500円 3,000円 5,500円

しかし、最後まで乗っていたCさんからすると、「汐留と六本木を経由しなければ、お台場から赤坂まで、5,500円もかからないのではないか?」という意見が出ることもあります。

そんな時は、また別のルートでのシャプレー値と比較して計算するという面倒くさいことになります。

1人で乗るルートの料金よりも、相乗りルートの方が安いと思ったら、相乗りすると良いかもしれません。