タクシーの相乗りをした時に、料金の分担はどうしたらよいでしょうか?
仮にお台場から、Aさん、Bさん、Cさんの3人が、相乗りしたとします。
↓行き先は以下の通り。
【お台場】→【汐留】→【六本木】→【赤坂】
1つ目の【汐留】で、Aさんが降りた時の料金メーターは、3,000円。
2つ目の【六本木】で、Bさんが降りた時の料金メーターは、6,000円。
3つ目の【赤坂】で、Cさんが降りた時の料金メーターは、9,000円。
この時の料金の分担は?
3人とも3,000円!・・・ではありません。
ここで、シャプレー値というものが出てきます。
シャプレー値とは?
協力した人々で利益や損失を構成に分配・負担する方法。
タクシーの相乗りでいうと、協力して安くできた運賃を公正に分担する方法。
その計算でいくと、以下のようになります。
お台場 →汐留 |
汐留 →六本木 |
六本木 →赤坂 |
合計 | |
---|---|---|---|---|
Aさん | 1,000円 | 1,000円 | ||
Bさん | 1,000円 | 1,500円 | 2,500円 | |
Cさん | 1,000円 | 1,500円 | 3,000円 | 5,500円 |
しかし、最後まで乗っていたCさんからすると、「汐留と六本木を経由しなければ、お台場から赤坂まで、5,500円もかからないのではないか?」という意見が出ることもあります。
そんな時は、また別のルートでのシャプレー値と比較して計算するという面倒くさいことになります。
1人で乗るルートの料金よりも、相乗りルートの方が安いと思ったら、相乗りすると良いかもしれません。