依頼内容
私が小学校低学年の頃に、北野誠探偵が解決した「ビンの中から棒についたボルトを外す」という依頼の中で、依頼者達は見事に解決したのですが、その問題を出した物理の先生が最後に、「板に乗った1本の釘の上に十数本の釘を乗せる」という難問を出して、「10年後、正解を出してまた来なさい」と言って番組が終了しました。あれから15年経った今でも、その続きは放送されていません。依頼者の方は10年後、先生に正解を示すことができたのでしょうか?もし正解が出ていないのなら正解を教えてください。ちなみに僕はまだ正解が出せておらず、この15年間ずっと気になって仕方ありません。
調査開始
↓こちらは、2002年8月9日の放送回。
「ビンの中から棒についたボルトを外す」という問題。
これは、ビンを逆さまにして棒をビンの口に引っ張って回転させることでボルトがとれました。
棒を回すことによって、ボルトとビンの間に摩擦が生まれて、ボルトに回転がかかり、反対側のナットの方も同じように回転するので、ボルトが外れるということでした。
ちなみに、逆方向に回すとボルトを締めることができます。
↓普通の酒瓶などでもできます。
そして、この時、最後に、
「16本ある釘、1本を板の上に挿して、残りの15本を板よりも上に浮かせて乗せる」という問題が出されました。
この時に答えは教えてもらえず、あれから15年後・・・。
今回の依頼者と、澤部探偵が自力で考えます。
横に釘を乗せればいいのではないかと気づく依頼者。
次に、釘で釘を挟めばいいのではということに。
下に釘を一本置き、その上に交互に釘を引っ掛けて置いていく、そして最後の1本を上に置いて他の釘を押さえる。
これを浮かせると、家の屋根のようになりました。
これをバランスよく一本の釘に乗せることができました。
この後、当時の先生が15年ぶりに再登場し、この答えが「大正解」だということでした。