先週(2018年1月)の27日、時刻は午前4時過ぎ、中国の雲南省にある検問所。
そこに野生のゾウが姿を現しました。
ゾウは、足を大きく上げて国境ゲートをまたぎ、ゆっくりとお隣の国のラオスへ入国。
野生のアジア象は保護の対象に指定されているので、国境警備隊は為す術もなく、懐中電灯で照らしその姿を見送ります。
このまま、ゾウはラオスのどこかに行ってしまうかと思いきや、2時間後に再び国境ゲートに姿を現しました。
今度は、ゲートをまたがずにその脇をうまくすり抜け中国へ戻ってきました。
国境警備隊によると、
冬になると森に食べ物が少なくなります。そこで野生のゾウが食べ物を探しに村に降りてくることがあるんです。
とのこと。
この後、ゾウは無事に森の中へ帰って行ったということです。