ベテランピン芸人の井上マーさんが、「カーリング女子に学ぶモテ女子論」という持論を展開していました。
平昌五輪でよく聞いたのが「カーリング女子って可愛くなーい?↑」という絶賛の声。
私は声を出して言いたい!「違うんです!」。
確かに可愛い、しかし、あれは「カーリング」という競技の必然性が生み出している。
カーリングをしているだけで女子が素敵に見えてしまう。
カーリング女子は7割り増しに見える。
これがなぜなのかという秘密、それには4つのポイントがあります。
日焼けをしていない
他のアスリートと比べて日焼けをしていない。ほぼ北国出身の選手ばかり。
ですから「遊び」とかをあまり知らない子。心も白い。
氷を溶かしてくれるおじさんしか知り合わない。
しかも室内競技場のみでトレーニングしているわけですから、非常に肌が白い。
今回は北見のチームなので言葉がなまっている。彼女たちの素朴さも受け取れる。
いつの間にか気持ちが引き込まれている。「そだねー」あれが大きな魅力。
グループ効果
アイドルもそうだと思うんですけど、そんなに差のない女性たちを並べる。
そして、その中のちょっとしたデコボコ、男性は気になる。
あの子のあんなところがいいな、この子のこんなところがいいなと思っていると、チーム全体を好きになっている。
結局1人1人も気になっている。それがグループ効果。
でも、それだったらカーリングだけに限ったことではないですよね。
違うんです、カーリングは奇跡のコンテンツなんです。
カーリングの五輪代表は、サッカーとかみたいに全国から選抜された選手ではない。
日本中のクラブチームのチャンピオンになった1チームがそのままオリンピックに行ってるわけです。
要するにお友達なんです。仲良し女子会のまま五輪に出場しているんです。
お菓子も食べちゃったりする。それが奇跡のアイドルグループになっちゃってるという。
あの戦場の五輪でふわっとした女子会。こっちが油断している間に信じられない動き(スイープ)をするわけですよ。
「いちご美味しいね」「そだねー」と言っている間に、こんな姿勢(カーリングを投げる低い姿勢)になってるわけですよ。
見たことあります?女性のこんな姿勢をプライベートで。
あんな寒いところで真冬に、白い息を吐きながら、女の子が半袖で、道を掃除しているんですよ!?
応援しないわけないです!父性に迫ってくる。
カーリングの必然性が、彼女たちをスーパーアイドルグループに仕立て上げてる。
上目遣い
なぜ男心をグっと撃ち抜いてくるか、それは「上目遣い」。
このアングル(カーリングを投げる時に前を見る顔の角度)です。
他にありますか?あんな長い時間、女子の真剣な上目遣いをテレビで何回も見せられる。
そんな体験、カーリングしかないんですよ。
レフ板効果
最終的に「照明」ですよ。照明がスケートリンクに映って、彼女たちの元々白い肌をより綺麗に映し出している。
カーリング会場は「アイドル製造場」なんです。
しかも、彼女たちはそれを意識してないピュアな心を持ってるから。
女優さんだったらこういう顔(意識した顔)になってると思うんですけど、カーリング女子は競技に集中しているので、それがピュア。
カーリングの外国人選手見たことあります?髪がファーってなっていてファイナルファンタジーみたいになってますよ。綺麗過ぎる。生修正がかかってると。