ドイツにも、日本と同じようにジャンケンがあります。
しかし驚くことに、なんと、その種類が4つもあるのです。
「グー(石)」「チョキ(ハサミ)」「パー(紙)」に加えて、「井戸」というものがあります。
さらに、同じ「パー」でも、手の平を下にして出すというのも特徴でした。
井戸と、グー、チョキ、パーとの勝ち負けの意味は、以下の通り。
・石は井戸に落ちる
・ハサミも井戸に落ちる
・紙は井戸をふさぐ
これを踏まえて、パターン数と勝率を計算してみました。
あいこを省くと、パターンは↓こんな感じ。
勝敗 | パターン | パターン | 勝敗 | |
---|---|---|---|---|
勝ち | 石 | VS | ハサミ | 負け |
負け | 石 | VS | 紙 | 勝ち |
負け | 石 | VS | 井戸 | 勝ち |
勝ち | ハサミ | VS | 紙 | 負け |
負け | ハサミ | VS | 井戸 | 勝ち |
勝ち | 紙 | VS | 井戸 | 負け |
勝率は、↓こんな感じ。
パターン | 勝率 |
---|---|
石 | 1/6 |
ハサミ | 1/6 |
紙 | 1/3 |
井戸 | 1/3 |
これだと、勝率の高い「紙」か「井戸」を優先して出しそうなものですが、これも勝負の駆け引きになるということでしょうか。