GW前に沖縄で「はしか」が流行しているという話:とくダネ!【2018/04/17】

沖縄で「はしか」が流行しているそうです。

はしかの感染力

感染力が強く合併症が起こると重症化する恐れもある「はしか」。

妊婦さんや、ワクチンを受けていない1歳未満の赤ちゃんは気をつけなければいけません。

国立感染症研究所によると、

感染者1人から2次感染する平均人数は、

インフルエンザ、1〜2人
おたふく風邪、4〜7人
風疹、5〜7人
はしか、12〜18人

となっている。

はしかの感染ルート

2018年3月、台湾の30代男性が発熱
→ 3月17日、この状態で沖縄へ旅行、客室乗務員20代女性CA30代男性CAに2次感染
→ 3月17日〜19日 沖縄で、8人に2次感染
→ 現在(2018/04/16)、沖縄で、合計52人が感染している

さらに、台湾の男性から感染した、客室乗務員20代女性CAは、発疹が出ているにもかかわらず業務を続けていました。

3月29日 台湾・桃園 → 大阪 (IT210便)
3月29日 大阪 → 台湾・高雄 (IT285便)
3月30日 台湾・高雄 → 成田 (IT280便)
3月30日 成田 → 台湾・桃園 (IT201便)

他にも、先月28日〜今月2日に、沖縄へ旅行していた、埼玉の男子高校生が帰ってきて「はしか」を発症、体調が悪いと実家の名古屋へ、その後、「はしか」と診断される。

3月28日〜今月2日 沖縄旅行
4月4日 埼玉の学校へ登校
4月6日 発症
4月7日 埼玉から名古屋へ
4月10 発疹「はしか」と診断

埼玉から名古屋への移動経路は、

埼玉県内 →(在来線)→ 池袋 →(山手線)→ 品川 →(新幹線)→ 名古屋

ということで、

さらに感染が広がったのではないかと予想されている。


(「はしか」にかかったことがあるという人は、病院で免疫が残っているかチェックをしてもらい、かかったことがない人は、予防接種を受けるとよいそうです。)