『将棋の最高段位・九段に「参りました」と言わせたい!』という禁断の欲望を叶えるという話がありました。
この欲望を叶えたいのは、64歳で未だ現役プロレスラーの藤波辰爾さん。
幼少期から将棋を嗜んでいるとのこと。
そして、対戦相手は、日本将棋連盟 棋士で、九段歴約23年の田中寅彦 プロ。
羽生善治 プロから4連勝したこともあり、『羽生キラー』と呼ばれたこともありました。
今回の対戦を始めるも、通常の将棋ではプロに全く歯が立たなかったので、
なんと、『王将』 VS 『20枚全部』 という19枚落ちで、プロは王将だけで勝負をすることに。
プロは駒がないので、まず『歩』を取りにいきます。
次に、『歩』を捨て駒にし、より強い駒を奪いにいきます。
次に、相手陣地の縦3マス以内に入り、『歩』を『成金』に。
わずか10分で、ほぼ互角に。
そして、開始から27分40秒、89手目、藤波さんが投了し、田中プロが勝ちました。