実はイチゴの茎を食べていたという話:この差って何ですか?【2018/04/24】

イチゴには、種と思われる「つぶつぶ」がたくさんついていますが、

実は、あの部分は種ではなく、なんとあれが「果実」なのです。

顕微鏡で、つぶつぶの断面を見てみると、

小さい粒の中心には「」があって、その周りに「果肉」があって、さらにその周りに「」があります。

では、果実だと思っていたイチゴの「赤い部分」はいったいなんなのでしょうか?

実は、「茎の先端」が成長したものなのです。

でも、どうしてイチゴは、小さな果実をたくさん作るのでしょうか?

この答えは、研究者の間でもまだわかっていません。

ただ1つ言えることは、イチゴは種を撒いても発芽率が低いということです。

なので、多くの果実を作り子孫を残す可能性を高めています。

赤色になっているのも、緑の葉っぱの中で、鳥や獣に見つけられやすい色として、食べてもらえるチャンスが広がるからです。

種のスゴさに関しては、↓こちらで書いた記事をご覧ください。

www.nanigoto.net

イチゴの果実を食べていると思っていたら、実はその大部分は茎だったという話でした。