嫌なヤツの年収は、良い人よりも100万円高いという話です。
残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する [ エリック・バーカー ]
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そもそも、ここでの良い人と嫌な人の定義はというと、
良い人・・・人と仲良く付き合いを重んじる人
嫌な人・・・人付き合いをせず同調性の低い人
短期的に見ると、嫌なヤツの方が上手くいくそうです。
世の中には「正義が勝つ」という言葉もありますが、あるゲームをすると、それが本当かどうかがわかるかもしれません。
あなたが「良い人」か「嫌なヤツ」かがいっぱつでわかるゲームです。
その名も「囚人のジレンマ」。
罪を犯した2人の仲間が警察に捕まり、個別に尋問を受けるゲームです。(2人はお互い相談はできません。)
その時、「黙秘」か「仲間を売る」かの決断が迫られます。
その結果、2人の判断次第で、「無罪」「懲役1年」「懲役3年」「懲役5年」のどれかになってしまいます。
2人とも「黙秘」の場合、2人とも「懲役1年」
2人とも「仲間を売る」の場合、2人とも「懲役3年」
1人が「仲間を売る」で、もう1人が「黙秘」の場合、仲間を売った方は「無罪」、黙秘した方は「懲役5年」
このケースで、2人が最も得をするのは、2人とも黙秘して「合計懲役2年」のパターン。
ところが、仲間を売ってしまうと、もっと長い懲役刑になってしまう。
外部から見ればわかっていても、当事者がわからなければ、みんなが1番損をするということがある。
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