選挙とは、民主的な殺し合い。
日頃のファッションによるイメージ戦略が勝敗を決めることも少なくない。
ファッションにおいて、小池百合子都知事よりも見せ方がうまい議員はいないといいます。
今(2018年)から26年前の1992年、小池氏初登院の日の服装はなんと、上着はグリーン、スカートはヒョウ柄のサファリルック。
新人の頃の小池氏は、明るく華やかな服装が多かった。
2003年、環境大臣に就任すると、今度は黒などシックな服が多くなっている。
そして、2016年、都知事選立候補後は、明るい色合いの服が目立つ。
実はこれ、対人認知においてきわめて効果的な戦略なのです。
人は表情や声などの印象と、服などの身につけるモノの色によって、相手がどのような人物かを直感的に判断する。
新人の頃の小池氏は、自由や躍動感を表現しており、
大臣になってからは親しみやすさを排除、パワーと権威を表現している。
都知事選立候補後は、強く権威ある女性のイメージを捨て、明るい色の服で、信頼・暖かさへとシフト。
小池氏はこのマトリックスを巧みに使って、イメージを操作していたのです。