みなさんは、↓コレのことをなんと呼びますか?
おそらく、ほとんどの人が「おにぎり」か「おむすび」のどちらかでしょう?
あるアンケート調査では、その比率は、9(おにぎり):1(おむすび) でした。
そもそも、それっぽい名前が登場するのが奈良時代。
「握り飯」が、その後「おにぎり」へと変化する流れ。
そんな中、江戸時代、御所に仕える女性たちの間で「むすび」とも呼ばれ始め、「おむすび」も全国に広まった。
文学作品でも、芥川龍之介の「猿蟹合戦」では「握り飯」とあり、川端康成の「十六歳の日記」では「お結び」とある。
以前は、お家で「おむすび」と言っていたが、昭和50年代以降、全国に急拡大したコンビニ、そこで「おにぎり」という呼び方が定着した。
しかし、そんな中、なぜか中国地方だけは、おにぎりとおむすびの呼び方が半々の比率だった。
広島と山口の2県では知らないものはいないという「山賊むすび」からきているのではないかという有力な情報があった。
実は広島や山口では、小学校や幼稚園の給食でも出ていて、皆、結びで育っていた。