ハトはなぜ地面をつっついているのか?という疑問がありました。
どうやら小さい虫を食べているわけではなさそうです。
実は、石を食べていたのです。
約2mmくらいの小さい石を好むそうです。
これには理由がありました。
鳥には歯がないので、種を丸飲みします。
胃の中にある石が歯の役割を果たして、食べ物を細かく砕き消化しやすくするためといわれています。
なぜ、ハトは胃の石で食べ物を消化するようになったのでしょうか?
鳥の祖先は恐竜で、恐竜の胃の中にも石がありました。
恐竜には鋭い歯があり、その場で獲物を食いちぎり飲み込んでいました。
進化していく過程で体が小さくなり、地面で食べ物を食べている間に、他の動物から狙われるようになりました。
その対策として、早く敵から逃げるため、エサを丸飲みして、胃の中にある石で消化することを選んだのです。