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絶滅寸前の仕事「歩荷」が半端ない!という話:雨上がりの「Aさんの話」【2018/07/10】

歩荷(ぼっか)という仕事を紹介していました。

その内容は、歩いて山小屋に荷物を届けるというもの。

内陸の運搬技術では、日本で最も歴史が古い手法で、かつては日本全国どこの山小屋にも歩荷が荷物を運んでいました。

しかし、現在(2018/07/10)、専門職として存在するのは、日本で「尾瀬」のみ、その数たった6人です。

↓この荷物の総量が約80kgです。

運ぶ荷物は、魚や野菜などの生鮮食品が中心で、重い時は100kgを超えることもあるそうです。

素人では、この荷物を持って立つことも出来ません。

重さ80kgというのは、大柄な成人男性の体重とほぼ同じですが、人をおんぶするのとは違い、荷物を高く積み上げるため、バランスを保つ足腰が必要です。

さらに、この荷物を9km先の山小屋まで運ぶというのです。

さらにさらに、その道のりはとても険しく、足場の悪い山道をバランスを保ちながら歩きます。

とても過酷な仕事ですが、お給料はいくらぐらいなのでしょうか?

山小屋によって単価は変わりますが、基本的に1kgあたりの単価 ✕ 運んだ重量 となります。

この日の山小屋までのお仕事は、1kgの単価が160円。

80kg持っていくので、160円 ✕ 80kg=12,800円 ということになります。

しかし、近頃では、ヘリを使って1日2回にわたって、山小屋へ荷物を運べるようになるなど、

交通手段・食料保存技術の発達で、この歩荷の存在が絶滅の危機にあるのです。