株式会社ウォーターパールの深野さんが「水玉噴水」を紹介していました。
↓こちらの噴水では、1秒間に50個の水玉が落ちてきます。
裏側には、黒いタンクとホースでできた装置があり、これにスピーカーのようなものが内蔵されていて、水を振動させて水の玉を作っています。
落ちてくる水玉に、光をあてることで、残像効果が付きます。
このストロボライトが1秒間に50回点滅しています。
このように、落ちてくる水玉と同じ速さで、ストロボライトをあてることで、水玉が止まって見えるのです。
今、「ココ」にある水玉も、とっくに下に落ちてなくなっていますが、次から次へと同じ大きさの水玉が同じ場所に来ている。つまり1秒間に50個入れ替わっている状態です。
そして、ストロボライトの点滅スピードを変えると、水玉の見え方も変わってきます。
1秒間に40回、30回と、50回以下の光をあてると、水玉が下がっているように見え、
1秒間に60回、70回と、50回以上の光をあてると、水玉が上がっているように見えます。
水玉と点滅にズレが出来て、人の目はだまされてついていくのです。
これを利用すると、
コップに水が溜まっているのに、水玉が上がっていくような不思議な現象を見ることができます。