魚を使った料理をすると、手に魚の臭いが残ってしまい、いくら石鹸を使って洗っても、
魚の生臭さが取れないことがあります。
しかし、あることすれば、この臭いが取れるそうです。
それは「蛇口に触ること」。(※口ではなく棒の部分でよいです)
試しに、臭いの数値を計る機械で計測していました。
通常の周りの空気の数値を「0(ゼロ)」とすると、
イワシをさばいた後の手の臭いの数値は、「2.8」。
その後、手を蛇口にこすりつけた後の数値は、なんと「0.1」。
臭いが、ほぼ無くなりました。
いったいなぜ、蛇口に触っただけで臭いはなくなったのでしょうか?
そもそも魚をさばいた時に、手が臭くなるのは、「アミン臭」が手のシワに馴染んでしまうため。
一度手に馴染んだアミン臭は、油が主成分の石鹸とは馴染みにくく、なかなか臭いが落ちません。
一方、アミン臭はステンレスには馴染みやすく、磁石のようにくっつくため、
そのまま水で流すことで、臭いの原因となるアミン臭も水に流れるというわけなのです。