お月見をしたら目がよくなる!?という話:ビーバップハイヒール【2018/08/30】

9月15日の夜、縁側や窓の近くに、すすきや団子を供える「月見」。

翌年の豊作を願う昔からの行事です。

しかし、月見には、もう1つ「目がよくなるように」という意味もあるのです。

萩の枝などで開けた茄子の小さな穴から月を見ると、目がよくなると、かつて信じられていました。

これはあながち間違いではなかったのです。

小さな穴を覗くとよく見えるのは、「ピンホール現象」といって、光が集約され、物理的に焦点が合いやすくなります。

現代でも、「ピンホール眼鏡」をかければ、目の周りの筋肉をリラックスさせ、見えやすくなることがわかっています。