学校の教科書でも見たことのある、ムンクの「叫び」。
実は、全部で4枚の絵がありました。
4枚とも全体の色のタッチが違いますが、もっと細かい所で違う点もありました。
1番から4番の絵へ進むにつれて、絵の中央にいる人物の体のくねり具合が大きくなっている。
3番の絵の左にいる人物は手すりに、手をついている。
3番の絵の中央にある船がはっきり描かれている。
4番の絵は、全体的にぼやかしたようになっている。
4番の絵だけ、中央にいる人物の眼球が描かれていない。
など、それぞれの絵に特徴があります。
この絵に登場している人物に注目してみると、一見、叫んでいるように見えます。
しかし、実は、
この人物は叫んではおらず、自然が発する「叫び」が聞こえて耳をふさいでいるそうです。