ネット通販の普及などで、宅配業者の人手不足が深刻化する中、街の中にある電柱を利用した宅配ロッカーサービスの試験運用が始まりました。
関西電力が今日から京都府精華町の一部のマンション近くで試験運用を始めた、宅配ロッカーサービス。
電柱に設置されたロッカーには、幅50cm ☓ 奥行60cmまでの荷物を入れることが可能です。
仕組みはこうです。
大手の宅配会社が荷物を届けた際、受取人が不在だったとします。
しかし、この宅配ロッカーを利用すれば、事前に登録した人にはロッカーを解錠するための暗証番号がメールで送信され、取り出すことができます。
この電柱の宅配ロッカーは、交通の妨げにならなければ、どこでも設置可能です。
電柱は、どこにでもあって、電源が取れるという特徴があります。
試験運用は、来年(2019年)3月15日まで行われ、利用者の反応をみて、実用化を検討するということです。