空から降ってくる、霰(あられ)と雹(ひょう)は、一見同じように見えますが、どう違うのでしょうか?
2つとも同じ氷のかたまりですが、実は大きさが違うのです。
2つを比べたとき、
小さい氷のかたまりが「霰(あられ)」
大きい氷のかたまりが「雹(ひょう)」
なのです。
「ひょう」と「あられ」は、大きさの定義がちゃんと決まっています。
積乱雲の中で発生した氷のかたまりが5mm未満なら、「霰(あられ)」
その霰に水滴が付いて、大きく固まった5mm以上のものが、「雹(ひょう)」
漢字で書いた時も、雨冠が付いた2つは似ていますが、
あられは、「雨を散らす」。
ひょうは、「雨を包んで大きくなったもの」。
と、覚えましょう。