霰(あられ)と雹(ひょう)の違いは?:コトノハ図鑑【2018/11/01】

空から降ってくる、霰(あられ)雹(ひょう)は、一見同じように見えますが、どう違うのでしょうか?

2つとも同じ氷のかたまりですが、実は大きさが違うのです。

2つを比べたとき、

小さい氷のかたまりが「霰(あられ)」
大きい氷のかたまりが「雹(ひょう)」

なのです。

「ひょう」と「あられ」は、大きさの定義がちゃんと決まっています。

積乱雲の中で発生した氷のかたまりが5mm未満なら、「霰(あられ)

その霰に水滴が付いて、大きく固まった5mm以上のものが、「雹(ひょう)

漢字で書いた時も、雨冠が付いた2つは似ていますが、

あられは、「雨をらす」。

ひょうは、「雨をんで大きくなったもの」。

と、覚えましょう。