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インフルエンザに何度もとりつかれるのはなぜ?という話:ヘウレーカ!【2018/11/07】

なぜ、人はインフルエンザに何度もかかってしまうのか?という話がありました。

インフルエンザ ウイルス

ウイルスには遺伝子が8本あり、人の体内に侵入した後、外側にある殻が破れて、中の遺伝子だけが人の細胞の中に入っていく。

そして、自己複製していき、増えるわけです。

生物の細胞に ”とりついて” 初めて、ウイルスは増えるのです。

インフルエンザウイルスのもともとの宿主は、水鳥のカモ

そこから、鶏、クジラ、アザラシ、馬、豚 など、様々な動物に感染。

鶏経由で、ヒトにも感染するようになりました。

ヒトは、インフルエンザに感染すると、すぐ病気になってしまいますが、カモはあまり病気になりません。

カモは、腸でインフルエンザウイルスが増殖する。ところが、ウイルスを追い出そうとしない。なぜなら、腸の免疫システムが弱く戦おうとしないからです。

一方、ヒトは、免疫システムが強固なため、高熱や咳などでウイルスを追い出そうする。だから病気になるのです。

ヒトが何度もインフルエンザにとりつかれる理由に、ウイルスの変化があります。

その変化は、大きく分けて2種類

徐々に変化するウイルス

ウイルスが増殖していくうちに、遺伝子の複製エラーが発生することがあります。

だから、例えば、1年目にやってきたウイルスに対して抗体を作っても、翌年のウイルスに変化があると同じ抗体が効かないので、インフルエンザにかかるのです。

劇的に変化するウイルス

例えば、

人にかかるウイルスの遺伝子は、「○○○○△△△△」 で、

鳥にかかるウイルスの遺伝子は、「□□□□☆☆☆☆」 だったとします。

豚は「人」からも、「鳥」からも、ウイルスが感染します。細胞内で2つのウイルスが同時にとりつくことが可能なのです。

すると、その遺伝子は、「□□○○△○☆☆」などとなり、豚の体内で新型ウイルスが次々とできます。

これが劇的な変異となります。

インフルエンザウイルスは、豚の免疫系を強く刺激しません。

だから、長期にわたりウイルスの温床となるそうです。