自衛隊の訓練の話です。
上空8,000m地点を、時速750km で飛ぶ、2機の飛行機。
上側を飛んでいるのが、空中給油機。
下側が、C-2輸送機 です。
C-2輸送機が、空中給油機のノズルと合体することで給油を受けるものです。
これにより、着陸せずに燃料補給が可能となり、長い距離を飛び続けることができるのです。
しかし、一歩間違えれば大事故にも繋がりかねない非常に難しい訓練です。
給油ノズルを差し込むのは、たった約10cmの幅の給油口。
パイロットは、なんと手動操縦です。卓越した技術で近づいていきます。
そして、ついに、合体!
これで、約3.000リットルを給油することができます。(東京〜大阪間の飛行に相当)