「卒婚」ってなに?という話がありました。
そもそも「卒婚」という言葉は、「卒婚のススメ」という本から広まったそうです。
結婚から卒業という意味で、似たような言葉に「熟年離婚(=戸籍上分かれる)」がありますが、
卒婚の定義は、
法的な婚姻関係は継続しつつ、互いに干渉せず、それぞれの人生を自由に歩んでいく新たな夫婦の形。
今話題になっている、元貴乃花親方に関しては、婚姻関係を解消したので、厳密には熟年離婚になりますが、本人たちは卒婚したと話しているそうです。
子育てを終了した夫婦が第二の人生を送るため、「卒婚」を選択するするケースが増えています。
そんな卒婚にも「メリット」と「デメリット」がありました。
メリット
手続きが少ないということ。
年金の分割手続きや、銀行の名義変更などをしなくても済みます。
中には、夫婦関係が改善したという人もいるそうです。
デメリット
お金がかかるということ。
二重に生活費がかかります。
家賃を除いた生活費が、男性で約14万円、女性で約13万円かかるというデータもある。
相手が亡くなった時の財産分与で、同居していないなどを理由に、親族を交えてもめるケースもある。