牡蠣は「生食用」と「加熱用」どちらが新鮮なのか?という話がありました。
街の人に聞いてみると、9割の人が「生食用」の方が新鮮だと答えていました。
そもそも、「生食用」と「加熱用」の違いはなんでしょうか?
まずは、育てる場所が大きく違います。
生食用は、沖合
→食中毒菌が少ない
加熱用は、河口や沿岸部
→栄養豊富だが食中毒菌も多い
次に、出荷までの工程が違います。
生食用は、とってから、2,3日海水につけて浄化するので、食中毒菌は減るが身がやせる。
加熱用は、浄化しない。栄養豊富で身が大きい。
生食用は、生でも食べられる。
加熱用は、絶対に加熱しなければならないということになります。
どちらが新鮮か?という答えとしては、
「ほとんど新鮮さは変わらない」ということです。
あえて言うなら、生食用は浄化する分、加熱用の方が新鮮ということになるでしょうか。