肖像権の侵害!?防犯カメラが撤去されたという話:モーニングショー【2019/02/15】

一度設置された防犯カメラが撤去されたという話です。

札幌市では、2018年度から3年で、計2000台に補助金を出す計画で、防犯カメラの設置を進めています。

去年(2018年)5月、市の各地区で設置が呼びかけられて、今月(2019年2月)の1日の時点で、28の町内会が計72台の設置を申請しています。

そんな中、札幌市白石区本郷町内会は、町内会館や幼稚園、住宅など計4カ所に設置しました。

町内の防犯のため24時間録画して、有事の際は警察に提出する予定だったということです。

しかし、撮影する範囲について、事前に住民の同意を得ていなかったため、一部の住民から姿が映るのは肖像権の侵害だと反発の声があがりました。

この反発を受けて、町内会の代表らが、撤去の方針を決定し、おととい(2019/02/13)の臨時役員会でその説明があったということです。

市への補助金申請を取り下げるため、設置費用(約61万円)は、町内会の自腹で支払うことなりました。