「テルミット反応」という化学反応がありました。
鉄に酸素が結びついてできた「酸化鉄(赤サビ)」と「アルミニウム粉末」を混ぜて火をつけます。
すると、光り輝き、超高温の熱が発生します。
この時、アルミニウムが酸化鉄の酸素をうばい、鉄が残る化学反応です。
試しに、コップ1杯でテルミット反応を見てみると、
わずか150gの粉で、鉄製のコップが跡形もなくなりました。
その温度は、マグマを超える2000℃。
これが、バケツ1杯だと、線路の敷設や改修でレールを溶接する際に使われる程度。
そして、もし、これが、ドラム缶1杯だと、どうなるのか?という実験をしていました。
反応直後は、ちょっとした火山のミニチュアのように。
ドラム缶のほとんどが消えて無くなりました。