車で犬を引きずりながら散歩をしてはいけない!という話:モーニングショー【2019/02/18】

車の後ろでヨタヨタと歩く犬。

よく見ると、犬は運転席からのびているリードに引っ張られています。

犬は、走りづらそうに斜めに首を傾けて車を追いかけています。

車の速度はそれほど速くないですが、

車と犬の距離は1mほど、もしリードがタイヤに巻き込まれたら大惨事は免れません。

犬の眼前にある車のマフラーからは煙が吹き出し、犬はそれを嫌がるそぶりもしています。

現場は、岡山県高梁市を通る国道。

山あいにある田んぼのすぐ横を通る道路です。

その道路の端には、車一台がギリギリ通れる幅の歩道があり、そこをこの車は通っていました。

この車とすれ違った車の運転手が犬に気づいて、「やめてあげてください」と、注意をしたといいます。

犬を引きずっていた車の運転手は、年配の男性でした。

その男性は、その後、車の中に犬を乘せて去っていきました。

このように、車を使った犬の散歩には、危険な点が多々あるといいます。

・車で犬を散歩させる。【道路交通法(安全運転義務)違反】

・車が歩道を走行している。【道路交通法(通行区分)違反】

・タイヤにリードや犬が巻き込まれる危険性。

・犬の首への負担。首の周りは骨がないので、神経や血管を痛める可能性がある。

・犬の排気ガスの影響。酸欠になる可能性。嗅覚が人の1億倍あり、かなり苦痛。

・犬の排泄への影響。排泄のタイミングがないのは犬にとってストレス。