ニワトリが首を前後に振りながら歩くのはなぜ?という話:チコちゃんに叱られる!【2019/02/22】

ニワトリが首を前後に振りながら歩くのはなぜ?という話がありました。

その理由は、

人間の目は、前向きについていて、眼球が動かせます。

しかし、ニワトリの目は横向きについていて、眼球が動かせません。

(目を動かすには筋肉が必要ですが、頭に筋肉がつくと重くなり歩けなくなります。そのため目を動かすことができなくなったといいます。)

ニワトリが歩いている時に、人にはそれが、首を前後に動かしているように見えていますが、

実は、ちょっと違います。

1.首を伸ばして頭の位置を止める

2.頭の位置を止めたまま体だけ歩く

これを繰り返していることがわかりました。

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このように、頭・目の位置を静止する動きと、前進するのを繰り返しているのです。

頭を止める、目の位置を固定するということが重要です。

もし、ニワトリが人のように普通に歩くと、視界は流れてしまいます。

頭を止めながら歩くことによって、流れる景色を静止画のように見ているのです。

ニワトリの祖先は、地上を歩きエサを探す習性がありました。

いろんな外敵がいる中で、視野を広く持つことが重要になります。

エサや敵をみつけるためにに、目が横につくようになりました。

しかし、視野が広くなるのと引き換えに、視界が流れるようになってしまったため、逆にエサや敵を見つけにくくなってしまいました。

そのため、頭を止めながら歩く方法を身につけたのです。

この他にも、

・歩く時の体のバランスをとるため、頭を前に出して重心を移動させている

・首を細かく動かして片側ずつ1つの目で物を立体的にみようとしている

など諸説あります。


ハトも一緒なのかな?

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