失敗しない「半熟ゆで卵」の作り方を紹介していました。
まず、冷蔵庫から取り出した卵を、お湯ではなく、水の状態から茹でていきます。
もし、冷たい卵をいきなりお湯で茹でると、温度差があり割れやすくなってしまうのです。
万が一、卵の殻が割れた時のために、鍋に火をかける前にあらかじめ「酢」を入れておくと、
酢にはタンパク質を固める働きがあるため、殻が割れても白身が外に流れ出てしまうのを防いでくれます。
ここから実際に卵を茹でていきます。
茹で始めるときの火加減は「強火」する。
そもそも、卵が固まり始める温度は「70℃」以上。
強火で早めに卵の固まる温度にしてあげた方が、時間効率もよく、またちょうどよい半熟にするための目安時間もわかりやすくなります。
ちなみに、沸騰する前に菜箸などを使って、ゆっくり転がしながら茹でるのもポイント。
そうしないと、卵の黄身が偏った不格好なゆで卵になってしまうことがあります。
お湯が沸騰してからの、ゆで時間は、
黄身がトロトロの場合は「3分」、
半熟のゆで卵の場合は、「4〜6分」、
固ゆでの場合は、「10分以上」
これらが目安。
茹で上がったら、卵を少しでも剥きやすくするために、冷水につける。
こうすることで、白身が収縮して、殻との間に隙間ができて剥きやすくなります。
氷水に入れれば、よりキレイに剥けます。
以上の基本をおさえれば、失敗することなく、半熟のゆで卵が作れます。