ご飯を炊いて余った時などに、「冷凍ご飯」として保存しておくことがあると思います。
しかし、その冷凍ご飯を温めなおす時に、温度のムラができることってありませんか?
そのムラを解消するためには、ある「形」で保存しておくと良いそうです。
いったいどんな形でしょうか?
・厚みのある「おにぎり型」?
・薄くて四角い「食パン型」?
・薄くて丸い「せんべい型」?
電子レンジからは「マイクロ波」という電波が出ていて、食品に当たると熱に変わって食べ物を温めてくれます。
このマイクロ波の当たり方が、温めのムラの原因。
サーモグラフィーを使って、それぞれ、温めたおにぎりの温度を見てみます。
「おにぎり型」は、半分に割ってみると、中の方だけが熱くなっています。
厚みがあるため、マイクロ波が均等にあたりません。
「食パン型」は、角だけが熱くなり、中心は冷たいまま。
当たったマイクロ波が途中で交差してしまい足し算のようになります。そこだけが急速に加熱されます。
「せんべい型」のように、角をとって丸くするだけで、温めにムラができません。