睡眠時も有効!?ピンク筋ダイエットの話:世界一受けたい授業【2019/03/16】

以前、このブログで、

筋肉には「赤筋(遅筋)」と「白筋(速筋)」の2種類あり、速筋を意識して鍛えましょう

という話がありました。

www.nanigoto.net

赤筋(遅筋)は「脂肪」を減らす働きがあり、白筋(速筋)は「」を減らす働きがあります。

そんな中、実は、持久性もスピードも兼ね備えたオールマイティーな筋肉があるのです。

それが、今注目の「ピンク筋」。

このピンク筋は、脂肪も糖も両方減らしてくれるので、ダイエット効果が期待できます。

これについて、筑波大学大学院の 久野譜也 先生が説明していました。

筋トレをする人が10年後、20年後になっても老けない46の理由

筋トレをする人が10年後、20年後になっても老けない46の理由

  • 作者: 久野 譜也
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2015/05/15
  • メディア: 単行本

ピンク筋に多量に発現する「UCP-3」というタンパク質は、体を動かしていない時でも、脂肪や糖を熱に変えてくれます。

そのため、睡眠中でも、脂肪や糖を消費してくれるスーパー筋肉なのです。

しかも、ピンク筋は鍛えれば、どんどん増やすことができます。

白筋(糖減らす)の中に、「ミトコンドリア(脂肪を燃焼する)」が増えると、ピンク筋に変わるということがわかっています。

全身の筋肉の内、6割から7割が下半身にあります。

下半身を鍛えると、効率よくピンク筋が増えていくのです。

ちなみに、スクワットなどの筋トレは、毎日してはいけません

筋トレは鍛えると、傷つき、それが回復した時、強くなります。

筋肉の回復にかかる時間は、48〜72時間といわれ、その間には休養が必要です。

つまり、筋トレは週3日程度がベストです。

このピンク筋を増やすオススメのスクワット運動があります。

相撲スクワット

四股をふみます。

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この時、膝とつま先が同じ方向を向くようにしてください。

2回腰を沈めます。

1日10回 を 3セット(朝・昼・晩)。

まき割りスクワット

肩幅に脚を開き、前方で手を組みます。

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この時、腕は地面と水平に。

4秒かけて腰を沈めます。

お尻を突き出して、膝はつま先より前に出ないようにするのがポイント。

腕をゆっくり上から前に5回ふります。

3秒かけて腰を上げて元の態勢に戻ります。

1日10回 を 3セット(朝・昼・晩)。


この2つのスクワットをすることで、

下半身の筋肉」と、下半身と上半身を繋げる「大腰筋」を鍛えることができるのでオススメです。