なぜ人はのり弁が好きなのか?という話がありました。
うま味成分
のりの中には、うま味成分として、代表的な3つの成分が含まれています。
それが、「グルタミン酸」「イノシン酸」「グアニル酸」)。
のりは、この3つ全てが含まれている非常に珍しい食材です。
さらに、のり弁に使われるご飯と醤油には「グルタミン酸」、かつお節には「イノシン酸」と、まさにうま味成分がてんこ盛り。
そして、これらの成分は組み合わせることで、うま味が増すといわれいて、ある研究によると、約8倍うま味を感じるという結果もあります。
のりの香り
のりには人の心を癒やすリラックス効果があるといいます。
のりの香り成分は、しっとりとした状態でも、口の中で噛み温まることで発散、すると、のりの心地良い香りが安心感を生みリラックス効果に繋がります。
同じくリラックス効果のある温かい緑茶と一緒に食べると、最強の組み合わせになります。
おかずの共通点
街のお弁当屋さんやコンビニで売っているのり弁を見てみると、おかずにある共通点がありました。
それは、「白身魚のフライ」と「ちくわ天」が入っているということ。
のりには、疲労回復や免疫力を高める栄養素「ベータカロテン」が含まれており、
この成分は、油と一緒に摂取することで、吸収効率が飛躍的にアップします。
おかずに含まれる油脂から得られる「コク」や「うま味」も加わり満足感を得られます。
のりの心理効果
もし、↓こちらの2つのお弁当があった場合、あなたならどちらを選びますか?
人は同じお弁当でも、ご飯にのりが「のっているもの」と「のっていないもの」があれば、のっている方を選ぶ傾向があります。
これは、大前提としては、過去に食べた時に、おいしかったという記憶があること。
そして、もうひとつの理由、
のり弁はご飯を隠すようにのりがのせられている。
人は、中身が見えないと、中身を知りたくなる意識が働く。
例えば、スクラッチを削って、中身を知りたくなるという心理と同じ。
ご飯をのりで隠すだけで見たいという欲求がかきたてられるといいます。