今月(2019年3月)21日、神奈川県逗子市にあるJR逗子駅近くの踏切で、
歩いて渡っていた92歳の男性が列車にはねられて亡くなりました。
現場の踏切は、警報機や遮断機がなく、長さは約35m。
男性は3分の2ほど渡ったところではねられたということです。
一昨日の同じ踏切でも、危険な場面が。
列車の警笛が鳴り、急いで踏切を渡ろうとする人の姿がありました。
その2人の歩行者が渡りきったわずか5秒後、列車が通り過ぎていきました。
電車が来る間隔は、短い時で約1分。長い時でも約8分です。
踏切の手前には、
この踏切は警報機がありません。
逗子駅手前(ここから約280m)に歩道橋がありますので、ご利用下さい。
と注意書きがありました。
今回の事故を受けて、JR東日本の広報担当によると、
事故のあった踏切のすぐそばには車道があるため、遮断器を設置することは難しい。今後は踏切自体を廃止する方向で逗子市と協議しているところです。
とのことです。